読書会に参加しました(下町ロケット)

昨晩、現在住んでいるところである武蔵小杉で開催している読書会に参加しました。
課題本は、今や高視聴率ドラマメイカーとなった池井戸潤さんの「下町ロケット」。第145回直木賞受賞作品です。

その「下町ロケット」の中で、印象に残るセリフがありました。

『俺はな、仕事っていうのは、二階建ての家みたいなもんだと思う。一階部分は、飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけど、それだけじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。それが二階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなきゃつまらない

主人公である中小企業の社長が、造反した社員に向かって言った言葉です。
こんなの綺麗事だ。生きるだけで精いっぱい。夢では食べていけない。そんな風に思う人もいるでしょう。
だけど、ただ生活のために仕事をするっていうのも、殺伐とした感じになります。モチベーションも上がらず、仕事の生産性も上がらなくなるおそれがあります。
もちろん、夢だけでは食べていけません。ですが、夢がなければ生きている面白さもありません。

夢は、生きる上での原動力になっていると思います。
今ある大企業の多くが、最初から大企業であったわけではありません。ほとんどが夢を掲げ、情熱を持ち、努力したからこそ、大企業になったのです。

夢をもって起業したいという方。
ぜひ、当事務所にご相談ください。起業の手助けをして、あなたの夢を実現させる支えになりたいと思います。

と、うまい具合に事務所の宣伝となってしまいました(笑)

事務所の宣伝はともかく、「下町ロケット」は読んでいて勇気が出る本であり、おすすめです。