二枚目の名刺

先日、新丸子で行われている「川崎パワーランチ」(ランチを食べながら、新しいプロジェクトのプレゼンをしたり、ビジネス等に係る情報を交換したりする場)にパソコンからリモート参加した際、「二枚目の名刺」が話題となりました。

 

「二枚目の名刺」とは、本業以外にもう一つの「名刺」を持ち、社会活動を行うというプロジェクトのことをいいます。

いわゆる副業と違うのは、副業が本業とはかかわりなく自分の収入のために行うのに対し、二枚目の名刺は自分がこれまでしてきた経験や知識を活かして社会貢献活動をすることにより、自分の本業に関するスキルを向上させるだけでなく、社会も高めていくものであるという点にあります。

すなわち、本業→二枚目の名刺→社会の活性化→自身の本業へフィードバック→二枚目の名刺に活かす…、という好循環を生もうという目的があるのです。

重要なのは、一枚目の名刺ともいえる本業と二枚目の名刺である社会活動の間を行き来し、どちらの舞台でも社会人として活躍するということ。そうしなければ二枚目の名刺の目的は達成できませんから。

 

行政書士という仕事も、「二枚目の名刺」が重要な職業だと思います。

ただの「代書屋」のような行政書士では、もう社会的意義はないでしょう。

行政書士として得た知見を社会に還元すべきです。また、社会貢献をしたいという人たちをサポートしていくべきです。

社会貢献に一役買いたい、社会起業化を応援したい、そんな行政書士であろうと思います。